ゆる女のハイパーマジメログ

ゆるゆるアラサー女が真面目に書いてみた

「愛人になりたいです」と言った大学2年

今週のお題「恋バナ」

 

あれは恋だったのか。

私が大学2年生の時、いわゆるボランティア系サークルで、

リーダー的存在でムードメーカーの先輩に一目惚れしました。

くしゃっと笑ったときに出る、目じりの皺が好きだった。

とても良くいうと、ミスチルの櫻井さんのような顔立ちです。

 

なんとかお近づきになりたくて、飲み会の席では「●●先輩かっこいいよね!!」と盛り上がっていた友達と、「ファンです!」と言ってなんとか初めての会話をしました。

学部は違ったのでなかなか会えませんでしたが、同じ学部の先輩のとこに遊びに来ているところを見つけると、「お疲れ様です」とアピールになってないアピールをしてみたり。

 

当時流行っていたmixiで先輩を見つけ、勇気を出して友だち申請をしました。

足跡(訪問履歴)がついちゃうので、頻度を抑えつつ、一回の訪問でめちゃくちゃ見て笑、密かに情報収集しては、妄想していました。

 

mixiって友人紹介欄があったんですよね。

私から先輩へ、もうメロメロだったので、「とってもかっこ良くて憧れの先輩です(ハート)」とかって書いていました。

そうしたら先輩が私の紹介に、「笑顔の可愛い後輩です」と書いてくれ、それはそれは嬉しかったです。

 

ある日、先輩が車で帰ろうとしているところを発見!

mixiの日記にコメントをつけたりして、少し距離が縮まったかなと思っていたので、思い切って声をかけてみました。

(当時20歳の私。車に乗ってる先輩がめちゃくちゃ大人に見えました。)

あまりよく憶えてないのですが、たぶん

「先輩、うちでご飯食べませんか?」というようなことを言ったんでしょうA^^;

憶えてるのは、一人暮らしの私の部屋に憧れの先輩がいて、

私は慣れない手料理で微妙なグラタンを作って、一緒に食べたこと。

 

私「先輩、付き合ってる人はいるんですか・・・?」

先「あー、うん。いるよ。」

私「どんな人ですか?」

先「同い年の、●●大の人。」

私「・・・」

先「・・・」

私「先輩、わたし先輩の愛人になりたいです。」

先「えっ、えっ・・・?!」

私「本気です。彼女がいても良いです。」

先「えー、、、」

 

―― ここで先輩が、ごめんって言ってくれれば、

失恋はしても、きっと良い思い出で終わったんでしょうが ――

 

先「本当にいいの?」

私「はい・・・///(幸せ)」

 

ゲスーーーーーーーーーい!!!

恋は盲目とは・・・!! 

 

その後早速結ばれた私たちですが、あとの展開は散々なものでした。

 

先輩も好意を持ってくれていたみたいで、可愛がってくれましたが、

(言い寄られて悪い気のする男の人はいないのですかねA^^;)

“大好きだった憧れの先輩”が、

“彼女がいながら他の女を可愛がり浮気をしている最低な男”

としか見えなくなってしまいました。

 

そして、愛人でもいいと言い切った私ですが、やはり彼女ではない『都合のいい女』に、(私何やってんだろ・・・)という思いが募ってきました。

 

結果、わずか2ヶ月ほどで、私から前触れなく「やっぱりもういやです」と離れることになりました。

先輩はその後彼女と別れたようで、「俺は彼女とも別れたよ」ともう一度付き合おう(突き合おう?)的な話もありましたが、やはり気持ちは戻りませんでした。

 

遠くからはあんなに輝いて見えた星が、近づいてみるとただの屑だったのです。

(ロマンチックにまとめてみた)

 

この経験から、<体のつながりは、所詮体のつながり>だと思い、

気持ちで通じ合える人と一緒にいたいと改めて思うようになりました。

 

さて、経験は活かされたのか・・・

 

この場を借りて、当時の先輩の彼女さんにお詫びするとともに、

「浮気、不倫、ダメ、絶対!」を掲げます。

 

脱・ダメ恋愛

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